△開会 午前10時00分
○議長(中牧盛登君) おはようございます。ただいまから地方自治法第102条第2項の規定に基づく、令和2年
大町市議会6月定例会を開会いたします。 本日の
出席議員数は16名全員であります。よって、定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 なお、本日の会議に出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、
病院事業管理者、監査委員及び
各部課長等であります。 先月より、軽装執務の取組を実施しております。本定例会中も暑くなることがあると思いますので、適宜上着を脱ぐなどして、調整いただきたいと思います。 これより本日の会議を開きます。
△日程第1 議席の一部変更について
○議長(中牧盛登君) 日程第1 議席の一部変更についてを議題といたします。
大町市議会会議規則第4条第3項の規定により、本6月定例会に限り、お手元に配付の議席表のとおり、議席を一部変更したいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、お手元に配付の議席表のとおり、議席を一部変更することに決しました。 それでは、決定した議席にそれぞれ移動願います。
△日程第2
会議録署名議員の指名
○議長(中牧盛登君) 日程第2
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第89条の規定により、議長において、16番、
大厩富義議員、1番、
中村直人議員を指名いたします。
△日程第3 会期の決定
○議長(中牧盛登君) 日程第3 会期の決定を議題といたします。 本6月定例会の会期等、議会運営につきましては、去る6月1日
議会運営委員会を開催し、御審議願っておりますので、
議会運営委員長に報告を求めることにいたします。
議会運営委員長。 〔
議会運営委員長(二條孝夫君)登壇〕
◆
議会運営委員長(二條孝夫君) おはようございます。去る6月1日に
議会運営委員会を開催し、本6月定例会の
会期日程等につきまして審議をいたしておりますので、審議の概要について御報告をいたします。 本定例会の会期は、本日6月8日から6月26日を最終日とする19日間であります。 本定例会に付議されております案件は、報告案件10件、条例案件3件、予算案件3件の計16件であります。 次に、市政に対する一般質問は、6月16日、17日、18日の3日間とします。ただし、通告者の人数によっては、3日目の18日の一般質問は行わないこととします。通告の締切りは、明日9日午後5時といたします。
全員協議会は、6月9日に開催を予定しております。 また、会期中に追加案件が予定されております。
議会運営委員会ではこれらを了承しております。 以上であります。御賛同のほど、よろしくお願いをいたします。
○議長(中牧盛登君) ただいまの
議会運営委員長の報告に対して御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本定例会の
会期等議会運営につきましては、
議会運営委員長報告どおり本日6月8日から6月26日までの19日間とし、議会運営につきましても、
議会運営委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日6月8日から6月26日までの19日間と決定いたしました。
△日程第4 議長諸報告
○議長(中牧盛登君) 日程第4 議長諸報告を行います。 去る5月27日に、
東京国際フォーラムにおいて、第96回
全国市議会議長会定期総会が開催される予定となっておりましたが、
新型コロナウイルス感染症の全国的な感染拡大に伴う国の
緊急事態宣言が発令されたことにより、会員の安全確保と
感染拡大防止の観点から中止になり、書面会議による開催へ変更されました。 議案については、26件の
部会提出議案並びに会長提出の多様な人材の市議会への参画促進に関する決議、地方創生・
地方分権改革に推進及び地方税財源の充実確保に関する決議、
新型コロナウイルス対策に関する決議、頻発・激甚化する大
規模災害等からの復旧・復興対策及び防災・
減災対策等に関する決議、
東日本大震災からの復旧・復興に関する決議の5件について、それぞれ書面表決が行われ、いずれも原案のとおり可決されました。 以上、議長諸報告といたします。
△日程第5
市長あいさつ
○議長(中牧盛登君) 日程第5 市長のあいさつを受けることといたします。市長。 〔市長(牛越 徹君)登壇〕
◎市長(牛越徹君) おはようございます。本日ここに、令和2年
大町市議会6月定例会が開会されるに当たり、一言御挨拶を申し上げます。 初めに、
新型コロナウイルス感染症につきまして、国は、先月14日、長野県など39県の
緊急事態宣言を解除したのに続き、25日には、残る都道府県に対しましても解除いたしました。 しかしながら、いまだに全国各地で感染者の発生が続いており、この
ウイルス感染症への対応はなお長期に及ぶことが予想されます。本県におきましても、先月12日以降、感染者は確認されておらず、落ち着いた状況にありますものの、県外からの
感染リスクは継続しているとして、引き続き基本的な予防策の実施や
新型コロナウイルスを意識した新しい生活様式への移行を呼びかけております。 こうした中、県は、新たな感染の拡大に備え、
ウイルス感染の疑いがある方に対し、一般患者と接触することなく、集中的に診察、検体採取を行う
外来検査センターの設置を圏域ごとに進めており、当圏域では、
市立大町総合病院に本日開設いたします。 市では、先月18日、私から市民の皆様へ、3回目のメッセージを発出し、感染防止への対応を日常の習慣にしていただくことや、人との接触をできるだけ減らす心がけをお願いしたところでございます。過度の緩みは感染の拡大につながるおそれがあり、今後も市民の皆様一人一人が感染予防を意識して日常生活を送っていただきますよう、御協力をお願いいたします。 また、感染予防への具体的な取組としまして、
中央保健センターに配備しました
次亜塩素酸水生成装置により生成した消毒液を先月14日から市民の皆様に無料で配布し、今月4日現在、延べ662人の個人と67の事業所にお配りしております。 さらに、
社会福祉施設等における感染防止への支援策として、先月、市内51施設へマスク5,200枚と市内の商店等から御寄贈いただきました消毒剤をお送りしたのをはじめ、大町病院、
小・中学校などの公共施設に、感染予防に必要な様々な衛生資材を配布いたしました。 なお、これまでに市には、市内外からマスク約2万6,300枚、消毒液300本など、様々な資材、合わせて20件の御寄附をいただいており、こうした温かい御支援に厚く感謝申し上げます。 今後も、多くの方々に御協力いただき、市民の皆様の命と健康を守るため、
新型コロナウイルスの感染予防に一層力を尽くしてまいります。 内閣府が先月28日に発表しました
月例経済報告によりますと、国内の景気は、
新型コロナウイルス感染症の影響により急速な悪化が続いており、極めて厳しい状況にあるとしております。また、個人消費、企業収益及び企業の業況判断につきましても、感染症の影響により急速に悪化しており、先行きについては、感染拡大の防止策を講じつつ、
社会経済活動のレベルを段階的に引き上げていくとするものの、当面、極めて厳しい状況が続くことが見込まれ、
金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があるとしております。 当市におきましては、昨年度、市税の決算見込額が緩やかな回復傾向を背景に42億円を超え、前年度と同水準を確保できる見込みでありますものの、暖冬による雪不足の影響により、観光業を中心に大きく収益が減少したことに加え、
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う営業の自粛等による落ち込みが拍車をかけ、現在、市内経済は大変厳しい状況にあります。 既に専決処分による
特別定額給付金等、2つの支援策及び先月の
市議会臨時会において議決いただきました
緊急経済対策を積極的に展開しており、全力で市民生活への支援と市内経済の下支えに努めているところでございます。 このうち、市民1人当たり10万円が給付される
特別定額給付金につきましては、他地域に先駆けて先月11日から市内全世帯へ申請書を送付し、先週末現在で対象となる1万1,893世帯、2万7,024人のうち、給付が完了しているのは1万987世帯、2万5,474人で、対象者に対しての給付率は94.3%となっております。 今後、申請期間が8月17日までの3か月と定められておりますことから、まだ申請を済まされていない世帯に対し、市の広報や
ケーブルテレビ、有線放送などで申請を呼びかけるとともに、申請が困難な高齢者や障害者世帯には、
市福祉事務所を中心に関係機関、団体等が連携して、申請手続への支援に取り組んでまいります。 次に、
市内事業者への支援につきましては、4月から
市制度融資資金に
新型コロナウイルス感染症対策特別資金を新たに創設し、資金需要に対応しておりますが、今後なお、相当の融資申込みが見込まれ、金融機関への預託金が不足する事態も懸念されますことから、この対応として、預託金等を増額する補正予算を先月18日付で専決処分いたしました。 また、市独自の取組であります大町市
新型コロナウイルス拡大防止支援金及び
観光施設支援金につきましては、18日から申請の受付を開始し、先週末時点で435件の申請を受け付け、既に248件の振込を完了いたしました。 10%のプレミアムを付与した地域商品券、がんばろう!
大町応援券につきましては、今月14日からの発売に向けて準備を進めており、多くの市民の皆様に御購入いただき、市内での消費の拡大に積極的に活用いただきたいと考えております。 今後におきましても、あらゆる事態を想定し、国・県の動向を注視しつつ、迅速な施策の展開に全力を尽くしてまいります。 次に、本年度の主な事業の進捗状況及び主要な施策につきまして、第5次総合計画で定めた5つのまちづくりのテーマに沿って順次御説明申し上げます。 1番目のテーマは、「ふるさとに誇りを持つひとを育むまち」であります。
新型コロナウイルス感染症に伴う
小・中学校の対応につきましては、
県教育委員会の要請等を踏まえ、4月13日から先月22日まで臨時休業しておりましたが、
緊急事態宣言の解除を受け、25日から平常どおりの日課により再開しました。登校に当たりまして、各御家庭には、毎朝
健康チェックによる健康観察をお願いするとともに、学校生活においても、3密を避けるよう配慮し、併せて、手洗いやうがい、
せきエチケットなど、感染予防の徹底を図ることとしております。 また、4月からの臨時休業におきましては、分散登校などにより指導に努めてまいりましたが、授業時間の不足や授業の遅れ等に対しましては、各学校において年間計画を見直し、夏季休業の短縮や行事の縮減等により対応することといたします。 急激な少子化が進展する現状を踏まえ、本年1月、
検討委員会から報告いただきました通学区の再編等につきましては、本年度、公募委員の募集などを行い、今月26日、第1回
大町市立学校通学区域再編審議会の開催を予定しております。学校と家庭、地域住民が一体となり推進する
コミュニティ・スクールにつきましては、
学校運営協議会を設置する文部科学省型の
コミュニティ・スクールが努力義務とされましたことから、本年度、市内全ての
小・中学校について、八坂、美麻地区と同様に、地域との連携、共同による
文科省型コミュニティ・スクールへ移行しました。引き続き多くの皆様に参画いただき、学校と地域、保護者が教育目標を共有し、連携して、地域とともにある
学校づくりを推進してまいります。 学校におけるICT環境の整備につきましては、昨年12月、国において、ICTを基盤とした
先端技術等の活用と全国一律の環境整備を促進する観点から、児童・生徒1人に1台の端末配備と、高速大容量の
通信ネットワークの整備を一体的に行う
GIGAスクール構想に要する経費を盛り込んだ補正予算が1月30日に成立しました。 さらに、その後、
ウイルス感染症に伴う臨時休業の長期化により、学習の遅れ等が懸念されたことに鑑み、令和5年度を目標としていた端末配備の前倒しと、家庭でもつながる通信環境の整備など、ハード、ソフトを一体とした整備を加速するための経費を計上した本
年度補正予算が4月30日に可決されました。これを踏まえ、当市におきましても、この補助制度により、ICTを活用した子どもたちの学習環境の向上を図り、災害や感染症の発生等の緊急時においても学びが継続できますよう早急に整備することとして、現在、整備手法と事業費の検討を進めており、所要の経費に係る追加の補正予算を本定例会に上程することとしております。 生涯学習の推進につきましては、本年度は、親子の触れ合いや、親同士の情報交換などを目的とする親子教室を
ウイルス感染症の影響により延期しておりましたが、先月11日から6地区の公民館合同により、
市営ケーブルテレビと連携した講座を企画し、放送を開始いたしました。親子でできる体操や工作、読み聞かせなど、全6回の番組を予定しており、市民の皆様には、映像を通して自宅学習に御活用いただきたいと考えております。 また、各施設の行事、
イベント等におきましては、今後、感染対策に十分配慮しつつ、新しい生活様式に対応した運営に工夫を凝らし、市民の生涯学習活動の機会の確保に努めてまいります。
大町山岳博物館につきましては、
新型コロナウイルスの感染防止のため、4月19日から臨時休館しておりましたが、感染対策を講じた上で、今月2日から再開いたしました。これにより、当初予定しておりました企画展、
日本山岳画協会大町展の会期を今月2日から来月12日までに短縮するとともに、期間中の
日本山岳画協会会員による様々なイベントはやむなく中止することといたしました。 また、来月18日から9月27日までは、登山ブームの到来とともに、高山をフィールドとして、理科教育や博物学が発展した明治時代から昭和前半期に焦点を当て、北アルプスにおける様々な調査、研究の先駆けとなった取組を紹介する企画展、博物学と登山の開催を予定しております。これらの企画展を通じて、登山愛好家のみならず多くの市民の皆様に新たな視点から北アルプスへの関心や理解を深めていただくことを期待しております。 スポーツの振興につきましては、
ウイルス感染症の影響により、例年春から始まる各種の講座や、市を挙げての
市民スポーツ祭などの協議会とともに、これまで全国から多くのランナーを迎えてまいりました
大町アルプスマラソンなど、多くの
スポーツ行事を中止、または延期することといたしました。延期しました行事につきましては、今後、開催の可否や実施時期等について状況を見極め、関係機関、団体とも協議し、対応してまいります。 なお、4月3日に当市で予定されておりました
東京オリンピック聖火リレーは、誠に残念ながら、本年の開催が中止となりました。今後の対応等につきまして、現時点では未定とされており、引き続き関係機関の動向に注意を払い、適切に対応することといたします。 2番目のテーマは、「活力あふれる産業と地域の魅力を活かしたにぎわいのあるまち」であります。 労働、雇用環境につきましては、先月25日、
新型コロナウイルス感染症に係る
経済対策連絡会議の労働・雇用部会を開催し、関係機関と情報交換を行いました。
大町公共職業安定所からは、相談窓口は円滑に対応しているほか、
雇用調整助成金につきましても、申請手続を当初より簡素化し、1週間から10日程度で支給しているとの報告がありました。 また、当地域の4月の
月間有効求人倍率は0.82倍で、前年同月比で0.28ポイント下回り、県内で最も低い倍率となりました。1倍を下回るのは平成29年4月以来の3年ぶりとなり、5月以降につきましても、さらに下回ることが予想されますことから、今後も
大町職業安定所と情報共有を図り、今後の雇用情勢を注視してまいります。
大町労働基準監督署からは、
ウイルス感染症の影響による失業手当に関する相談など、前年と比較し、2倍以上の相談件数となっているものの、労働契約上の大きなトラブルはないとの報告がありました。 今後におきましても、国の第2次補正予算や県の施策をはじめ、市内経済及び雇用の動向を注視し、
経済対策連絡会議などを通じて関係機関と連携を密にして、地域経済と雇用の回復に努めてまいります。 農産物の海外への販路拡大につきましては、農産物や農産物を主原料とする加工品等を輸出したい、または関心をお持ちの農業者や事業者の皆さんを募集し、今月中に研究会を立ち上げ、輸出情勢やマーケティングなどについて理解を深めながら事業を推進してまいります。 一方、国内への販路拡大につきましては、立川市の観光情報プラザにおいて、農産物の販売を支援することとしており、本年も4月から出荷を始めております。また、北アルプス山麓ブランドの販路拡大を目的としたB級グルメの推奨や新たなブランド商品の開発等におきましても、
市内事業者とともに積極的に取り組むことにより、農産物や加工品のブランド力の向上を支援してまいります。 林業振興につきましては、森林経営管理法が施行後2年目を迎え、本年度は今後の森林経営管理法の効果的、効率的な推進方策、検討の基礎資料とするため、森林に関する基本情報のデータベースを整備することとしております。作業に当たりましては、大北5市町村が共同で実施することとし、現在、当市が中心となり、北アルプス地域振興局の支援の下、森林の地質や土壌などの自然環境、保安林などの社会的条件、林相や路網などの森林資源等、28項目を中心に、基本情報の収集、整理を進めております。作業の完了には、各市町村がデータベースを活用して、それぞれの森林管理システム推進のためのゾーン設定や整備の優先度等について検討することとしており、市におきましても、森林整備等の具体的な事業の早期導入に向け、積極的な推進に努めてまいります。 近年、深刻な被害が生じております猿による被害への対策につきましては、本年度、ICTの活用や大型捕獲おりの導入とともに、地域ぐるみの追い払い活動などの新たな強化策に加え、4月より、駆除対応の職員を新たに採用して、各地区の猟友会と連携した駆除の強化に取り組んでおります。この結果、先月末時点で、84頭の駆除実績となっており、今後は引き続き、これらの新たな対策を効果的に組み合わせるとともに、モデル地域を指定して、地域を挙げて対策に取り組むなど、十分な効果が図られるよう、施策を展開してまいります。 観光振興につきましては、全国に
緊急事態宣言が4月16日に発令されたことにより、例年、大勢の観光客でにぎわう立山黒部アルペンルートは、全線開通の3日後の4月18日から約2か月間にわたり全線で休業しております。こうした状況を受け、市内宿泊施設や観光施設などの多くが休業を余儀なくされ、また、
緊急事態宣言の解除後も、他県との往来自粛の要請が継続されたこともあり、厳しい経営環境が続いております。 市では、関係団体等と緊密に連携し、観光業を中心に、今後に向けた総合的な出口戦略を組み立てるとともに、当面は、主として県内からの誘客に焦点を絞り、大町でしか体験できない観光コンテンツや、豊かな地域や自然の魅力を発信し、安心・安全の周知を図り、観光誘客につなげてまいりたいと考えております。 こうした中、黒部ダムの一般開放以来、54年にわたり観光客を運び続け、一昨年秋、無事その役目を果たし終え、解体が進められておりましたトロバスの最後の1台が残されていることが分かりました。この奇跡の1台を保存し、守るため、クラウドファンディングを活用した寄附を広く呼びかけましたところ、全国から目標をはるかに上回る646万円余の大きな御支援をいただきました。寄附を通じて、トロバスに熱い思いをお寄せいただいた多くのファンの皆様と、ファンの思いに応えていただいた解体工場の皆様に改めて深く感謝申し上げます。 今後につきましては、扇沢駅近くの市総合センター敷地内において保存するとともに、センター内に関連の展示を行い、多くの観光客に御覧いただきますよう準備を進めることといたします。 移住・定住の促進につきましては、昨年度、相談窓口を通じた移住件数は51世帯、70名で、過去最多の世帯数となり、第2期定住促進ビジョンに基づく様々な取組がこうした成果に結びついているものと受け止めております。現在は、
ウイルス感染症の影響により、移住
イベント等が中止、または延期されており、移住希望者との接点を持つことが難しい状況にあります。そのため、移住相談について、インターネットを活用したオンライン方式に切替え、4月17日より予約受付を開始したところであります。問合せ件数は既に40件を超えており、今後も移住希望者が増加することが想定されますことから、より多くの相談に円滑に対応できますよう環境整備を進めてまいります。 また、市では、これまで築いてまいりました移住を希望される方々との絆をより緊密にし、当市への愛着を一層深めていただくため、大町の食材や「大町暮らしすごろく」を詰め合わせた「信濃大町ほっこりセット」を希望者に進呈いたしました。受け取った方々からは感謝の言葉とともに移住への熱い思いが多く寄せられております。 定住促進を図る上で不可欠な人と人とのつながりを維持することが困難な状況にはありますが、工夫を凝らし、きめ細かな取組により、誰もが住みたくなる、住み続けたくなる、さらには住んでよかったと思える町の実現を目指し、移住・定住の促進に積極的に努めてまいります。 3番目のテーマは、「だれもが健康で安心して暮らせるまち」であります。
市立大町総合病院における
新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、4月初め、県大町保健所管内で初めて感染者が確認された際には、直ちに病院内に発熱外来を設置したほか、院内感染防止への対応として、正面玄関における発熱チェックの実施に加え、病棟への立入り制限の強化を図りました。 なお、感染症により、病院の収益等にも大きな影響が及ぶことが懸念されるところであり、その対策について、引き続き国・県に支援を要請するとともに、感染症指定医療機関としての使命に基づき、可能な限り適切な対応に努めてまいります。
新型コロナウイルスに立ち向かい、感染症と戦う医療の最前線に立って、日夜、地域住民の命と健康を守る崇高な使命を担っていただいております大町病院並びに大北医師会をはじめ、全国多くの医療従事者の皆様方に深甚なる敬意を表しますとともに、心より感謝申し上げます。 大町病院の経営状況につきましては、平成30年度からの4年間を計画期間とする
市立大町総合病院経営健全化計画に基づき、職員一丸となり、抜本的な経営改善と、とりわけ収益の増加と経費の削減を図る取組を積極的に進めております。 昨年度の医業収益につきましては、30年度決算に比べ5,000万円を上回る増収を見込んでおります。これは、30年7月から許可病床数を199床とし、病院規模の適正化を図ったことをはじめ、従来から取り組んでまいりました救急患者の積極的な受入れなど、優位な診療報酬が確保できたことなどによるものであります。 また、経費面では、全職員の協力の下で、緊急的な措置として、給与費の抑制や診療材料、薬品などの削減を継続的に進めてまいりました。 こうした取組の結果、昨年度の経常収支につきましては、前年度を大幅に上回り、2億7,000万円余の経常利益が見込めることとなりました。 なお、詳細につきましては、本定例会において、補正予算の専決を御報告申し上げますとともに、経営健全化の取組状況について、
全員協議会で御説明することといたしております。 診療体制につきましては、4月に消化器内科と小児科に1名ずつ専門医が着任し、専門分野の診療体制の一層の充実が図られました。また、信州大学医学部総合診療科の協力と連携により、本年度、新たに専門研修プログラムによる専攻医2名が加わり、常勤医師は昨年度末から3名増の24名となりました。なお、基幹型初期臨床研修医3名が2年目の研修を迎え、医師不足の中、臨床研修等の充実は大町病院にとりまして将来の医師招聘に期待が持てる取組となっております。 大町病院は、診療体制の充実により、地域に欠くことのできない救急医療や小児周産期医療、急性期から慢性期にわたる入院機能の維持、確保を図るなど、地域に密着した総合病院として全力を尽くして地域医療を支えてまいります。 福祉分野におきましては、高齢者の買い物支援として、現在、協力店舗で購入した商品を自宅に配送する北アルプス買い物サポート事業を実施しておりますが、これに加え、新たに自治会や老人クラブ、市民活動団体等が主催し、買い物や交流活動を行うために利用するバスの費用を支援する高齢者外出支援事業を新たに実施することといたしました。 この事業は、
新型コロナウイルスの感染防止のため、様々な介護予防事業が休止され、閉じ籠りが懸念されます高齢者の皆様に安心して外出いただく機会を提供するものであり、事業の周知を図り、利用の促進に努めてまいります。 事業の詳細につきましては、本定例会
全員協議会において御説明申し上げることとしております。 福祉医療のうち、子どもの医療費につきましては、本年4月から、高校卒業までに対象年齢を拡大して、現物給付方式で支給することとし、新たに620人を対象に受給者証を交付いたしました。今後も子どもたちの健やかな成長のため、一層、子育て支援の充実に努めてまいります。 認定こども園、大町幼稚園におきましては、昨年度から、国の補助制度を活用して全面改築を実施しており、本年4月に新園舎が完成しました。今後も引き続き子ども・子育て支援事業計画に基づき、地域の子育て支援の拠点施設として、保育園と認定こども園が相互に連携し、待機児童が発生することのないよう、適切、かつ円滑な保育体制を確保してまいります。 保護者から要望が寄せられておりました保育所の産前産後の入所要件の基準につきましては、来月1日から見直しすることといたします。預かり期間について、現在、産前産後それぞれ2か月以内としているものを、3歳未満の園児につきましては、産前産後それぞれ3か月以内に、また、3歳以上の園児は、妊娠が分かったときから産後3か月以内に延長し、出産に伴う保護者の負担軽減を図ることといたしました。 今後も引き続き入所要件に係る見直しを検討するとともに、保育士の人材確保を図り、子育てしやすい環境の整備に努めてまいります。 住宅建築物の耐震化の促進につきましては、耐震化を啓発するリーフレットを固定資産税納税通知書に同封して各戸に配布し、市民への普及を促進しております。また、耐震改修につきましては、本年度当初予算に10棟分の耐震改修補助金を計上しており、現在、2件の交付申請を受け付けております。 4月下旬以降、県中部を震源とする地震が頻発しておりますことから、引き続き住宅の耐震診断、耐震改修を積極的に呼びかけ、災害に強いまちづくりを推進いたします。 4番目のテーマは、「豊かな自然を守り快適に生活できるまち」であります。 山岳博物館における日本ライチョウの飼育事業につきましては、先月30日より、1つがいのペアリングを開始し、繁殖に取り組んでおります。また、本年度は、中央アルプスにおいて、環境省によるライチョウの増殖プロジェクトが計画されております。 この計画は、木曽駒ケ岳に1羽のみ確認されております雌のライチョウに、低地飼育により各動物園で産まれた卵を抱かせ、ひなを誕生させ、中央アルプスにおいて増殖を図るもので、山岳博物館におきましても、産卵した卵の1個を今月4日に提供いたしました。なお、当館におきましては、昨日現在、3個の産卵を確認しており、順調に進めば、7月中旬頃にはひなの誕生が期待され、本年はふ卵器などによらず、雌親に卵を温めさせる自然繁殖を計画しております。 ライチョウの公開時間は、博物館の再開に合わせ、午前9時から午後5時までに延長いたしましたので、皆様の御来場を期待しております。 水道事業につきましては、事業の効率的な経営を目指して策定した大町市水道ビジョンが計画期間の10年を経過するとともに、厚生労働省及び県が新水道ビジョンを策定したことも踏まえ、新たな水道ビジョンを3月に策定いたしました。 このビジョンは、人口減少社会の進行や水道施設の老朽化などの課題に対応し、安全な水道水の持続的な供給と安定経営の実現を図るため、新たな目標と将来像や整備計画を示すものであります。 引き続き、安全な水道水の安定的な供給を持続できますよう、適正な水質及び施設の管理を行うとともに、老朽化対策や耐震化対策など、計画的な施設の更新整備を進めてまいります。 なお、策定いたしました大町市水道ビジョンにつきましては、本定例会
全員協議会で御報告申し上げることとしております。 本年度に着手するコンパクトシティ形成事業におきましては、国の支援制度を活用して、集約型の都市構造を目指すための立地適正化計画の策定を進めております。本年度は、基礎調査として、地域特性や課題等の基礎データを収集して、都市としての現状を把握し、互いの分析や評価を行うとともに、来年度までの2か年をかけて、将来にわたり持続可能な都市構造の構築に向け、都市機能増進施設や居住誘導区域の設定などについて、庁内各部局との連携を図り、パブリックコメントによる市民の意見等を踏まえ、策定を進めてまいります。 なお、立地適正化計画策定業務は2か年にわたりますことから、継続的、かつ効果的に作業を進めるため、補正予算において債務負担行為を設定いたしております。 町なかの緑地整備につきましては、昨年度、県内で初めて開催されました全国都市緑化信州フェアを契機として、市内におきましても、幾つかの民間団体による取組が徐々に広がりを見せております。今後、さらに中心市街地のポケットパークや、民間主導により整備が進む公共的な緑地空間を結ぶ町なかにおける回遊の仕掛けづくりを進めるとともに、国が推進する居心地がよく、歩きたくなる町なかの創出に向け、効果的に取り組んでまいります。 なお、昨年に続き、市民参加イベントとして先月予定しておりました町なかの花壇作りにつきましては、
ウイルス感染防止のため中止することとし、市職員等による植栽を実施いたしました。 また、駅前からの中央通りでは、本年度も大町商工会議所や商店街連合会が進める花通り事業と連携して、小・中学生が植え付けた大型フラワーコンテナを歩道に設置するなど、一日も早く町なかににぎわいが戻ることを願い、都市緑化の推進に努めてまいります。 良好な住宅、居住環境の形成につきましては、従前の住宅性能向上リフォーム支援事業では補助対象外としておりました防災・減災型外構工事を新たに加え、安心・安全住宅リフォーム支援事業として、4月より申請を受け付けております。 現在、
ウイルス感染症の影響から、建築資材や設備機器等の供給の遅れもあり、昨年同時期に比べ、申請が低調となっており、今後の情勢の推移を注視し、関係事業者を通じ積極的な制度の活用を働きかけてまいります。 北アルプス広域連合が進めておりますごみの広域処理を担う白馬リサイクルセンターの整備は、間もなく造成工事が始まり、年度内の竣工を目指し、事業の推進を図ることとしております。
ウイルス感染症の世界的な蔓延に伴い、海外への一部資源ごみの輸出が停止され、資源化が滞るなどの影響も生じておりますが、引き続き3市村が一体となり、廃棄物の適正処理とリサイクルに努めてまいります。 次に、臭気対策につきまして、常盤泉地区では、
ウイルス感染症の影響により、地元対策委員会における新たな脱臭設備導入に向けた協議が休止しておりますが、事業者により、事業予定地に係る法規制について調査するなど、具体的な施設建設に向けた所要の検討を行い、協議が再開した際には、円滑に協議が進められるよう、準備に取り組んでおります。 また、常盤清水地区につきましては、3月に事業者と地元地区役員により意見交換を行い、地区の皆様から、意見交換の機会は大切であり、地域も協力して臭気問題に取り組む必要があるとの意見が出されております。 市といたしましても、臭気パトロールや臭気測定を継続的に実施し、その結果を事業者に通知するとともに、さらなる改善を促し、臭気問題の早期解決に向けて指導に努めてまいります。 5番目のテーマは、「市民の参画と協働でつくるまち」であります。 市民の皆様の自主的なまちづくりを支援するひとが輝くまちづくり事業のうち、ひろげようまちづくり活動につきましては、本年度、
ウイルス感染防止のため、公開審査会を書面による審査に変更し、8団体に719万円余の助成を決定しました。 また、身近な地域の課題やまちづくりに取り組む、はじめようまちづくり活動では、6団体、107万円、さらに、花作りを通じた地域
コミュニティづくりと環境美化に取り組む花づくり活動事業では、23団体、239万円余の助成をそれぞれ決定いたしております。 今回の申請に当たりましては、
ウイルス感染症の拡大に伴い、申請を取り下げた団体が幾つかあり、積極的な地域活動が思うように展開できない環境にはありますが、感染予防の徹底を図り、市民の皆様の主体的な市民参加と協働のまちづくりの活動が推進できますよう、支援に努めてまいります。 以上、御説明申し上げましたが、本年度当初に予定しております事業の一部には、
新型コロナウイルス感染拡大の影響が生じておりますが、具体的な成果に結びつくよう、全庁を挙げて施策の推進に取り組んでまいります。財政状況は、感染症対策への緊急な対応を含め、引き続き厳しい環境にはありますが、財源の確保と重点的、集中的な配分により、持続的な地域の発展に向け、より積極的に施策を展開してまいりますので、議員各位をはじめ、市民の皆様の一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 本定例会に御提案申し上げます案件は、報告案件10件、条例案件3件、予算案件3件の合計16件でございます。それぞれの議案につきましては、上程の際説明いたしますので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(中牧盛登君) ここで、11時5分まで休憩といたします。
△休憩 午前10時51分
△再開 午前11時05分
○議長(中牧盛登君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第6 議案の上程、説明、質疑、
委員会付託又は討論、採決
○議長(中牧盛登君) 日程第6 議案の上程、説明、質疑、
委員会付託又は討論、採決を行います。 報告第4号を議題として、説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(竹村静哉君)登壇〕
◎総務部長(竹村静哉君) ただいま議題となりました専第3号 大町市税条例等の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。 今回の条例改正は、地方税法の一部を改正する法律が本年3月31日に公布されたことに伴い、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、同日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 令和2年度の地方税制改正は、現下の経済情勢等を踏まえ、所有者不明土地等に関わる固定資産税の課税への対応や特例措置の見直しのほか、独り親に対する税制上の措置などが行われました。 これらの地方税法等の改正に伴い、市税条例における改正を行いました。 それでは、条例改正の主な内容について説明いたしますので、お手元の報告第4号説明資料新旧対照表1ページを御覧ください。 改正条例第1条の関係になりますが、第24条第1項第2号では、個人市民税における非課税の範囲から「寡夫」を削除し、「ひとり親」を加えております。 第34条の2は所得控除の規定で、次の2ページになりますが、「寡夫」に換えて「ひとり親控除」を追加するほか、法改正に伴う項ずれを整備しております。 3ページをお願いします。 第36条の3の2及び次の4ページの第36条の3の3は、単身児童扶養者に該当する場合の申告を省略するとした記載事項の見直しに関わるものでございます。 5ページをお願いします。 第54条第2項では、字句の表記を改め、次の6ページになりますが、第4項及び第5項は、固定資産の使用者を所有者とみなす制度の拡大に伴う改正であります。 第6項から8ページの第8項では、字句の修正のほか、法改正に伴う項ずれを整備しております。 9ページ下段を御覧ください。 第74条の3は、登記名義人等の死亡による現所有者の申告に関し、新たに規定するものでございます。 10ページをお願いします。 第75条では、固定資産に関わる不申告に関する過料の対象に、現所有者の申告を加えるものであります。 第94条第2項は、たばこ税の課税標準に関するもので、軽量な葉巻たばこの課税方式を見直し、1本当たり0.7グラム未満の本数の算定を、紙巻たばこの0.7本に換算することを規定したものであります。 11ページ中段を御覧ください。 第96条は、たばこ税の課税免除に関する規定の適用に当たって、手続の簡略化を規定したものでございます。 13ページをお願いします。 附則第3条の2は、租税特別措置法の延滞金の割合等の特例に関するもので、各年の延滞金特例基準割合が一定の割合に満たない場合の取扱いについて改正をしております。 16ページを御覧ください。 附則第8条は、肉用牛の売却による事業所得に関わる課税の特例について、適用期限を3年延長するものでございます。 附則第10条の2は、固定資産税の課税標準の特例についての改正で、対象控除や廃止などのほか、法改正に伴う項ずれを整備しております。 18ページの第11条の2、19ページ中段の第12条、21ページ下段の第12条の2、22ページの第13条、第15条、23ページ中段の第15条の2及び第16条は、元号の改正に伴う規定の整備などでございます。 25ページ、最下段を御覧ください。 第17条の2は、長期譲渡所得に関わる市民税の課税特例を3年延長するものであります。 次に、28ページをお願いします。 こちらは、改正条例第2条の関係でございます。 第19条のほか、29ページ下段の第20条、30ページの第23条第3項、第31条第2項、33ページの第48条及びページが飛びますが、39ページの第50条は、いずれも法改正に伴う項ずれを整備しております。 41ページの第52条では、法人市民税の納期限延長に関わる延滞金について規定しておりましたが、法人税の連結納税制度の廃止により、第4項から第6項を削除しております。 42ページ、中段を御覧ください。 第94条第2項では、たばこ税の課税標準に関し、軽量の葉巻たばこの本数の換算方法を見直しております。 次に、44ページをお願いします。 改正条例第3条の関係につきましては、平成31年3月29日に公布されました大町市税条例の一部を改正する条例について改正を行うものです。 第3条におきましては、第24条の寡夫等に関する規定を削除する改正を、また、附則第16条第5項及び附則の各条項では、改元により規定を整備しております。 49ページになりますが、改正附則第8条による改正から、53ページの改正附則第11条による改正までは、いずれも従前に公布されております大町市税条例等の一部を改正する条例につきまして、改元により規定の整備を行うものであります。 以上が、新旧対照表による説明でございます。 議案書に戻りまして、6ページ下段の改正附則を御覧ください。 附則の第1条は施行期日の規定で、次に申します各号以外の部分は、本年4月1日から施行するものであります。 7ページになりますが、第1号に関わる部分は、本年10月1日、第2号に関わる部分は、令和3年1月1日、第3号に関わる部分は、令和3年10月1日、第4号に関わる部分は、令和4年4月1日、第5号に関わる部分は、土地基本等の一部を改正する法律の附則第1項第1号に掲げる規定の施行日の属する年の翌年の1月1日が施行日となります。 第2条は延滞金に関する経過措置、第3条及び第4条は市民税に関する経過措置、8ページになりますが、第5条は固定資産税に関する経過措置、第6条及び第7条は市たばこ税に関する経過措置の規定となっております。 9ページの第8条から第11条につきましては、先ほど新旧対照表にて説明させていただいたとおりでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本件について御質疑はありませんか。降旗達也議員。
◆5番(降旗達也君) 第24条の第1項第2号中の「寡夫」を「ひとり親」に換えるというようなお話だったかと思いますけれども、ちょっと私の認識は、寡婦は女性の独り親で、寡夫は男性の独り親というようなことで私はちょっと認識をしていたんですけれども、改正後は、寡婦は残って、「寡夫」はなくなって、「ひとり親」になっていると。これは同一の意味なんじゃないかなというふうにちょっと思ってはいるんですけれども、ちょっとその辺について、ちょっと御説明をもう一度頂きたいなというふうに思います。
○議長(中牧盛登君) 税務課長。
◎税務課長(藤巻孝之君) ただいまの御質問にお答えいたします。 寡婦、女性の方については従来どおりでございますが、寡夫につきましては、所得要件等が、合計所得金額が500万円以下であるということの条件がついておりまして、今まで、寡夫の方についての制度が寡婦の方との差があったということでありましたので、今回の税制改正について改正されまして、「ひとり親」という区分に改正をされたところでございます。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。降旗達也議員。
◆5番(降旗達也君) ありがとうございます。 ちょっとよく分からないんですけれども、寡夫は500万円というような縛りがついているから、それを外すために「ひとり親」というような表現にしたという認識でいいですか。
○議長(中牧盛登君) 総務部長。
◎総務部長(竹村静哉君) それでは、私からお答えを申し上げます。 まず、冒頭の「寡夫」ですが、これを削除したということで、今度、「ひとり親」という言葉を使いました。「ひとり親」には性別の区分がございません。ですので、男性も女性もというふうに御理解をいただきたいと思います。 寡夫は、御指摘のように男性のみでございましたので、未婚の、今度は男性も女性も独り親であれば、この控除の対象になるというふうに御理解をいただきたいと存じます。 ですので、制度的には拡大をされたというふうに御理解ください。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第4号は報告どおり承認されました。 次に、報告第5号を議題として、説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(竹村静哉君)登壇〕
◎総務部長(竹村静哉君) ただいま議題となりました専第4号 大町市
都市計画税条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。 今回の条例改正は、先ほどの市税条例の一部改正と同様に、地方税法の一部を改正する法律が本年3月31日に公布されたことに伴い、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、同日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 条例改正の内容について説明いたしますので、お手元の報告第5号説明資料新旧対照表1ページを御覧ください。 第2条第2項では、法改正に伴う項ずれを整備しております。 附則第3項から次の2ページの第5項までは、都市計画税の課税標準の特例に関する規定の見直しによる改正のほか、法改正に伴う項ずれを整備するものでございます。 第7項から5ページの第12項、第16項及び第17項では、改元に伴う改正のほか、法改正に伴う項ずれを整備しております。 議案書に戻りまして、1ページ下段の改正附則を御覧ください。 第1項は施行期日についての規定で、本年4月1日から施行するものであります。 第2項から、次の2ページの第4項までは、経過措置に関する規定となっております。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本件について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第5号は報告どおり承認されました。 次に、報告第6号を議題として、説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(曽根原耕平君)登壇〕
◎民生部長(曽根原耕平君) ただいま議題となりました専第5号 大町市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令の施行に伴い、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 お手元に配付の説明資料新旧対照表も併せて御覧ください。 今回の改正は、国保税の賦課限度額の引上げ及び低所得により国保税の軽減を受ける世帯の対象範囲の拡大、また、国保税の課税に関し、長期譲渡所得から控除できる特別控除が追加されたことに伴う改正でございます。 賦課限度額の引上げでは、第2条中、医療分の「61万円」を「63万円」に、介護納付金分の「16万円」を「17万円」に引き上げるものでございます。 軽減を受ける世帯の対象範囲の拡大では、第23条中、応益割が5割軽減となる判定基準額を「28万円」から「28万5,000円」に、2割軽減となる判定基準額を「51万円」から「52万円」に増額するものでございます。 長期譲渡所得に関わる国保税の課税の特例に関する改正では、附則第4項及び第5項中、国保税課税所得算定の際の長期譲渡所得に対する控除に関して、低未利用土地等を譲渡した場合の特別控除について規定するため、租税特別措置法第35条の3第1項を加えるものでございます。 附則といたしまして、条例の施行日を令和2年4月1日とし、附則第4項及び第5項の改正規定である長期譲渡所得に関わる特別控除の規定につきましては、土地基本法等の一部を改正する法律附則第1項第1号に掲げる規定の施行日の属する年の翌年の1月1日としております。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本件について御質疑はありませんか。宮田一男議員。
◆11番(宮田一男君) この基礎課税額は毎年上昇しているようですけれども、どこの所得層が、この上昇によって影響を受けるのか、ちょっと教えてください。
○議長(中牧盛登君) 市民課長。
◎市民課長(勝野律子君) ただいまの賦課限度額の上昇の関係でございます。 こちらにつきましては、限度額が上昇ということですので、所得の金額が具体的に、手元に資料がございませんが、今回の2万円の引上げによりまして、27世帯が影響が出ますといいますか、改正となりまして、金額にしまして約54万円、さらに介護分の1万円につきましては、17世帯で15万円程度増収になるということになりますが、所得の比較的多い方に影響が出てまいります。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第6号は報告どおり承認されました。 次に、報告第7号を議題として、説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(竹村静哉君)登壇〕
◎総務部長(竹村静哉君) ただいま議題となりました専第6号 大町市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定につきまして御説明いたします。 今回の条例改正は、非常勤消防団員等に関わる損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が本年3月27日に公布されたことに伴い、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 それでは、条例改正の主な内容について御説明いたしますので、お手元の説明資料新旧対照表を御覧ください。 2ページの8行目になりますが、第5条第2項第2号では、規定をしております補償基礎額の最低額を従前の「8,800円」から「8,900円」に改正をしております。 次に、3ページの附則第3条の4第5項第2号、4ページになりますが第6項、5ページの第4条第7項第2号及び第8項では、いずれも民法の一部改正に伴い、補償額の算定に用いる利率につきまして、「100分の5」を「事故発生日における法定利率」に改正いたします。 6ページになりますが、別表の補償基礎額では、階級及び勤続年数に応じて定めております基礎額をそれぞれ改正しております。 議案書に戻りまして、1ページ下段の改正附則を御覧ください。 第1項は施行期日についての規定で、本年4月1日から施行するものであります。 第2項は経過措置に関する規定となっております。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本件について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 今説明がありました事故発生日における法定利率について、もう少し詳しく説明いただきたいと思います。
○議長(中牧盛登君)
消防防災課長。
◎
消防防災課長(飯嶋大治君) 質問にお答えいたします。 法定利率ということでありますけれども、国からの通知によりまして「100分の5」から「法定利率」ということで示されております関係で、その言葉を使っております。 以上です。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 従前の「100分の5」を「事故発生日における法定利率」というふうに変更するわけですよね。この「事故発生時における法定利率」というのはどんな性格のものであるのか、もう一回説明いただきたいと思います。
○議長(中牧盛登君) 総務部長。
◎総務部長(竹村静哉君) それでは、私から説明をさせていただきます。 従前は、議員御指摘のとおり100分の5で統一されておりました。改正が4月1日になりますので、本年度以降、万が一発生をいたしました公務災害の発生日における法定利率になります。 御承知のように、法定利率につきましては、近年、5%を下回る利率となってございます。ですので、その状況を勘案して、今回改正されたものというふうに御理解をいただきたいと思います。 なお、現行の法定利率につきましては3%というふうに規定されているというふうに記憶しておりますので、これが日々、日々ということはございませんが、時期によって変更になりますので、今後はその利率を採用するというふうに御理解いただきたいと存じます。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第7号は報告どおり承認されました。 次に、報告第8号を議題として、説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(竹村静哉君)登壇〕
◎総務部長(竹村静哉君) ただいま議題となりました専第7号 令和元年度大町市
一般会計補正予算(第12号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、歳入では、市税及び特別交付税の増、歳出では、それぞれ令和元年度事業費の確定による計数整理が主な内容となっております。 1ページを御覧ください。 第1条は、歳入歳出それぞれ2億5,053万7,000円を減額し、総額を166億1,041万8,000円とするものでございます。 第2条及び第3条につきまして御説明いたしますので、6ページ、7ページを御覧ください。また、お手元に配付いたしました説明資料を併せて御覧ください。 第2表繰越明許費補正は、工場等誘致振興条例による助成金につきまして、翌年度に支出する見込みとなりましたことから、繰越しを行うものであります。 第3表地方債補正は、八坂定住促進住宅建設事業や道路維持事業など、それぞれ事業費の確定に伴い、借入れ限度額を補正するものでございます。 12ページを御覧ください。 歳入について御説明いたします。 款1市税につきましては、全体で1,467万9,000円の増で、主な増額要因は法人市民税で、建設業、不動産業を中心に業績の回復が見られたためであります。 ページ下段の款2地方譲与税から16ページ上段の款11交通安全対策特別交付金までは、それぞれ交付額の確定によるものでございます。 戻りますが、このうち14ページの款6地方消費税交付金5,292万9,000円の減は、消費の落ち込みにより減額となっております。 また、最下段の款10地方交付税3億2,962万6,000円の増は、特別交付税の確定によるものであります。昨年は、台風災害により、全国で需要額が増加したため、市の交付税全体では前年より減少しております。 ページが飛びますが、18ページ下段を御覧ください。 款14国庫支出金は、各事業費の確定により9,432万6,000円の減で、主なものは、20ページになりますが、項1目3民生費国庫負担金の節2児童福祉費負担金1,528万6,000円の減と、22ページ下段になりますが、項2目8土木費国庫補助金の節2社会資本整備総合交付金3,835万4,000円の減となっております。 24ページを御覧ください。 款15県支出金は3,869万5,000円の減で、主なものは、項1目3民生費県負担金の節2障害者福祉費負担金477万3,000円の減と、ページが飛んで30ページになりますが、項3目2総務費県委託金の節5参議院議員通常選挙費委託金の619万6,000円の減であります。 ページ下段の款18繰入金3億6,300万円の減は、財政調整基金からの取崩しを2億5,400万円減額するほか、事業費等の確定により、特定目的基金の取崩し額を減額するものでございます。 32ページをお願いします。 款20諸収入3,768万1,000円の減のうち主なものは、項4目3土木費受託事業収入における道路、水路の復旧の受託金542万9,000円の減や、36ページになりますが、項5目5節10教育費雑入1,779万2,000円の減で、
新型コロナウイルス感染症の影響による文化会館入場料収入及び学校給食費の減となっております。 ページ下段の款21市債につきましては、先ほど第2表で御説明申し上げましたとおり、事業費の確定により全体で1,950万円の減となっております。 次に、歳出のうち主なものについて御説明いたします。 38ページ、こちらを御覧ください。 款2項1目1一般管理費1,147万1,000円の減は、一般職人件費において、共済費に不用額が生じたことなどによるものでございます。 40ページをお願いします。 目5財産管理費、基金管理費の増額は、財政調整基金へ2億円を積み立てるものであります。今回の補正により、財政調整基金の年度末残高は19億5,700万円余となります。財政運営上の目安としております予算総額の1割程度を上回る残高となり、緊急的な財政出動に耐え得る額を確保することとなります。 ページが飛びますが、46ページ中段を御覧ください。 款3民生費1億2,536万8,000円の減のうち主なものは、下段の項1目2障害者福祉費における障害者自立支援給付事業1,850万円の減、また、48ページ中段になりますが、目3高齢者福祉費の高齢者施設入所費で、措置者数の減少により1,100万円の減となっております。 ページが飛びまして、54ページ下段をお願いいたします。 項3目1生活保護費の生活保護扶助費におきましては、高額な手術や治療が少なかったことによる医療扶助費の減少などから2,250万円の減額となっております。 56ページをお願いします。 款4衛生費1億1,117万7,000円の減のうち主なものは、項1目1保険総務費の病院事業運営費において、病院事業会計の決算見込み額により、貸付金の精査を行い、1,240万円の減としたほか、58ページ下段になりますが、項2目1清掃総務費の合併処理浄化槽設置推進事業では、補助金の確定により2,471万8,000円の減、60ページになりますが、目2廃棄物処理費の北アルプス広域連合負担金2,162万6,000円の減などによるものでございます。 64ページ下段を御覧ください。 款7商工費2,481万8,000円の減は、プレミアム付商品券事業の確定による減1,841万9,000円が主な内訳となっております。 66ページ下段をお願いします。 款8土木費2,915万7,000円の減は、項2道路橋梁費における道路維持新設改良事業費の確定による2,051万5,000円の減額が主な内容でございます。 ページが飛びますが、72ページを御覧ください。 款10教育費3,599万2,000円の減のうち主なものは、次の74ページになりますが、
新型コロナウイルス感染症の影響による項4目5文化会館費の文化会館公演事業における自主公演事業中止に伴う委託料等897万5,000円の減のほか、76ページになりますが、項5目3学校給食費のおいしい給食費における臨時休業に伴う賄材料費1,270万円の減となっております。 以上、主要な部分につきまして御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本件について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 55ページ、児童施設費ですけれども、児童クラブ運営事業で賃金が150万円減額になっております。この減額の主な理由について説明いただきたいと思います。 それから、65ページ、商工費、プレミアム付商品券事業、委託料が1,841万円ほど減額になっております。この減額理由というのを説明いただきたいと思います。
○議長(中牧盛登君)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(松澤まさみ君) それでは、私からは児童クラブの賃金の減少分につきまして御答弁申し上げます。 予算上、支援員さん、もしくは補助員さんの賃金の見込みを立てるときには、児童クラブの利用児童数が定員である状態を想定して見込んでおります。 実際の利用に当たりましては、希望を取った上で、その日の利用人数に応じた職員配置としておりますので、その分、多少余剰があり、今回、150万円の減少となっております。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君)
商工労政課長。
◎
商工労政課長(栗林幸夫君) 私からは、プレミアム付商品券事業の減額理由について御説明申し上げます。 今回の減額理由につきましては、今回の事業の実施に伴う引換えの状況が低調であったことということでございまして、販売実績が増えなかったというものでございます。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) 大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 児童クラブの運営費の関係、人件費の減ということですけれども、予算上は組立ての予算を立てるわけです。現実的には、それを不用として150万円の減額になっているわけですけれども、これについて、児童クラブの運営上、問題はないのか。また、かねてから賃金、待遇等の低さから、職員の応募者が少ないというような課題も上がっているわけですが、その点との関連性ではどのように見ているのか、説明いただきたいと思います。 それから、プレミアム商品券の事業の減は、経済低調で、応募者が少なかったというのが原因ということですが、本年も同じように、このコロナ禍でこういった事業をまたやる予定にあるわけですが、一層経済は不況になってきています。そういう中で、果たしてこの商品券事業、妥当なのかどうかという問題が出てくるわけですが、この点についてはどのようなお考えか、市長の見解を伺っておきます。
○議長(中牧盛登君)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(松澤まさみ君) 児童クラブの関係でございますけれども、運営上問題がないかというお尋ねでございますけれども、先ほども御答弁申し上げましたとおり、希望調査をした上での適正に配置をしておりますので、問題がないというところでございます。 また、賃金の関係ですけれども、今年度も引上げをしておりまして、その賃金の引上げの県内の19市と比べたときにも、ほぼ平均でございます。改善をしておりますので、また引き続き待遇改善等については検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(駒澤晃君) 私からは、プレミアム付商品券についてのお尋ねにお答えしたいと思います。 今回、この事業は、実際は低所得者、そして子育て世帯というようなことで限定をされております。というようなことで、そういう利用する方のいわゆる資格者が少ないというようなことで減額をさせていただいているところであります。 今回、もう一つ、これから始めようとしています、がんばろう!
大町応援券、この商品券につきましては、対象者は誰でもいいというようなことで幅広く使えるような形で考えております。なので、できるだけ多くの皆様に買っていただいて、皆さんで地域の経済を下支えしていっていただきたいというふうに考えております。 以上であります。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。平林英市議員。
◆12番(平林英市君) 59ページのところですけれども、合併浄化槽、これについては非常に減額になっているわけですけれども、合併浄化槽というのは下水道設置区域外におけるものだと、私は了解しておりますけれども、大体もう設置されているのか。そして、水洗率はどのくらいになっているのか、教えてください。
○議長(中牧盛登君)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(松宗市雄君) ただいまの浄化槽の関係でございます。 御指摘のように、浄化槽につきましては、下水道区域外の方を対象としております。例年、おおむね60基前後、毎年設置する方がおりますが、令和元年度につきましては、そのうち約半分ほど、33基という実績になっておりまして、2,450万円ほどの減額となっております。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(松宗市雄君) 水洗化率の関係でございますが、申し訳ございません、手元に資料がございませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。お願いします。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第8号は報告どおり承認されました。 ここで、昼食のため、午後1時まで休憩といたします。
△休憩 午前11時54分
△再開 午後1時00分
○議長(中牧盛登君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで、報告第8号における平林英市議員の質問において、答弁を留保した事項がありましたので、発言を許すことといたします。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(松宗市雄君) 先ほど、答弁のほう、保留させていただきました。大変申し訳ございません。 下水道区域外におけます浄化槽区域について、水洗化率の御質問がございました。3月、令和元年度末のデータになりますが、浄化槽区域内の人口が6,830人、そのうち実際に浄化槽をお使いになっている人数が5,290ということで、比率にいたしますと77.5%の方が使っておると。 浄化槽の場合につきましては、水洗化率ではなく、正式には普及率というふうに言われておりますので、お答えを申し上げます。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) この件については以上とします。 議事を続けます。 次に、報告第9号を議題として、説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(曽根原耕平君)登壇〕
◎民生部長(曽根原耕平君) ただいま議題となりました専第8号 令和元年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第6号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、事業勘定の歳入では、国民健康保険税及び他会計繰入金の減額、県支出金の増額が主な内容で、歳出では、保険給付費の増額、直営診療施設勘定操出金の減額及び総務費等支出見込額による計数整理が主な内容でございます。 第1条予算の総額は、事業勘定が歳入歳出それぞれ1億212万7,000円を追加し、総額を30億1,730万円とするものでございます。 八坂診療所直診勘定は、歳入歳出それぞれ973万9,000円を減額し、総額を5,531万9,000円とするものでございます。 第2項の第1表歳入歳出予算補正は、2ページから5ページ、歳入歳出予算事項別明細書の総括は6ページから9ページに記載してございますが、説明は省略させていただきます。 10ページを御覧ください。 事業勘定の歳入、款1国民健康保険税82万4,000円の減は、項1目2退職被保険者国民健康保険税の減が主なものでございます。 12ページを御覧ください。 款4項1県補助金1億830万8,000円の増は、目1保険給付費等交付金の確定による増が主なものでございます。 款6項1目1一般会計繰入金638万8,000円の減は、事務費繰入金及び出産育児一時金等繰入金の確定による減が主なものでございます。 14ページを御覧ください。 款8項3目1貸付金元利収入754万2,000円の減は、高額療養費貸付金の利用者減に伴うもので、歳出におきましても貸付金を減額しております。 16ページを御覧ください。 事業勘定の歳出、款1総務費736万8,000円の減は、支出見込額による計数整理でございます。 18ページを御覧ください。 款2保険給付費1億3,276万8,000円の増は、療養給付費等の確定によるものでございます。 24ページを御覧ください。 款9諸支出金1,995万9,000円の減は、項2目1直営診療施設勘定操出金の確定による減と、項3目1高額療養費貸付金の利用者の減によるものでございます。 34ページを御覧ください。 八坂診療所直診勘定の歳入、款1診療収入538万4,000円の減は、項1目3後期高齢者診療収入の減が主なものでございます。延べ患者数は3,331人で、前年度比262人の減となっております。 36ページを御覧ください。 款3繰入金の減は、項2目1事業勘定繰入金の減が主なものでございます。 38ページを御覧ください。 八坂診療所直診勘定の歳出の減は、全て事業費精算によるものでございます。 48ページを御覧ください。 美麻診療所直診勘定の歳入、款1診療収入408万円の減は、項1目3後期高齢者診療収入の減が主なものでございます。延べ患者数は1,623人で、前年度比206人の増となっております。 50ページを御覧ください。 款3繰入金の減は、項2目1事業勘定繰入金の減が主なものでございます。 52ページを御覧ください。 美麻診療所直診勘定の歳出の減は、全て事業費精算によるものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本件について御質疑はありませんか。平林英市議員。
◆12番(平林英市君) 26ページ、先ほど説明ありましたけれども、高額療養費の貸付金についてですけれども、非常に補正額が多くなって、マイナスになっていて、いわゆる利用されていないということなんですけれども、これを根本的に利用する人というのはどういう人なのか、よく分からないですけれども、私は限度額の認定証というのがあるんで、それを出していただくと、自動的に医療機関から認可されるという制度だと思うんですけれども、これを利用するというのはどういう人なんでしょう。
○議長(中牧盛登君) 市民課長。
◎市民課長(勝野律子君) 高額療養費の貸付金制度の利用される部分ですけれども、病院のほうでかかりました、高額で一定の負担金がございまして、そちらがお支払いが難しい方もいらっしゃいまして、その場合は貸付金を使っていただいているんですけれども、その部分が御負担いただける方につきましては、払っていただいているというようなことでございます。
○議長(中牧盛登君) 平林英市議員。
◆12番(平林英市君) その制度については、私は分かって質問しているんですけれども、要は、この貸付制度そのものがもういらなくなっているんじゃないかと思うんですよ。いわゆる限度額の認定証というのを出せば、自動的に医療機関で引かれてくるというような形になっていると思うんですよ。 ですから、こういう手間の省けるような方法を考えていったほうがいいんじゃないかと思うんですが、どうですか。
○議長(中牧盛登君) 市民課長。
◎市民課長(勝野律子君) ただいまの御質問でございます。 この制度につきまして、限度額認定証がスムーズに発行できる方もいらっしゃれば、万が一滞納等ございまして、限度額認定証が発行されない方もいらっしゃる場合もございますので、たまたま昨年度につきましては利用される方が少なかったんですが、年によりましては利用される方もいらっしゃいますので、制度としましては残していきたいというふうに考えております。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 19ページの一般被保険者療養給付費、1億5,800万円ほど増加しているわけですが、これは何か特段、増加の理由というのはあるわけでしょうか。あったら説明いただきたいと思います。
○議長(中牧盛登君) 市民課長。
◎市民課長(勝野律子君) 一般被保険者の療養給付費でございます。 こちらにつきましては、昨年度、そもそも県のほうで給付金につきましては、過去3年間の療養費の平均を出して給付金を算定してございますが、そちらのほうが、過去3年間がちょっと少なかったものですから、そもそも納めている金額が多かったということと、あと、昨年度、高額レセプトといいますか、1レセプト当たりのかかった療養費が非常に高額な方がいらっしゃいまして、そちらによるものでございます。 説明は以上です。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 ここで、先ほどの議案上程の際の発言において、訂正の申出がありますので、これを許すことといたします。民生部長。
◎民生部長(曽根原耕平君) 先ほど、48ページ、美麻診療所直診勘定の歳入、款1診療収入409万円の減と申し上げましたが、実際には40万9,000円の減の誤りでございますので、訂正をさせていただきます。申し訳ございませんでした。
○議長(中牧盛登君) この件については、以上のとおりであります。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第9号は報告どおり承認されました。 次に、報告第10号を議題として、説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(曽根原耕平君)登壇〕
◎民生部長(曽根原耕平君) ただいま議題となりました専第9号 令和元年度大町市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、保険料収入額の確定など、計数整理が主な内容でございます。 第1条予算の総額でございますが、歳入歳出それぞれ1,243万5,000円を減額し、総額を3億8,941万1,000円とするものでございます。 第2項の第1表歳入歳出予算補正は2ページから3ページに、歳入歳出予算事項別明細書の総括は4ページから7ページに記載してございますが、説明は省略させていただきます。 8ページを御覧ください。 歳入の款1後期高齢者医療保険料の減額は、目2普通徴収保険料の減が主なものでございます。 10ページを御覧ください。 歳出の款2項1目1後期高齢者医療広域連合納付金1,199万5,000円の減は、保険料徴収分の減額などによるものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本件について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 9ページの普通徴収保険料1,148万6,000円の減額についてです。 当初額の12.3%くらいということで、約1割強の減額になります。これは当初の見込みどおりの想定の範囲なのかどうか、何か特段の理由があれば、説明いただきたいと思います。
○議長(中牧盛登君) 市民課長。
◎市民課長(勝野律子君) 予算編成の段階よりも被保険者数が減少していることによるものでございます。 説明は以上です。
○議長(中牧盛登君) 大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 高齢者は増加しているわけですけれども、大町市では今後、対象者というのは減少していくというふうな、長期的には減少しているという見方をしているんでしょうか。その見通しがあれば、説明ください。
○議長(中牧盛登君) 市民課長。
◎市民課長(勝野律子君) 年齢により、75歳以上の方が後期高齢者の医療に該当することということでございますので、高齢化率も上昇しておりますので、対象者につきましては増えていくものと考えております。 また、予算編成の際には、人口等、対象者等、見通しをつけまして、適切に編成をしていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第10号は報告どおり承認されました。 次に、報告第11号を議題として、説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長(田中一幸君)登壇〕
◎
建設水道部長(田中一幸君) ただいま議題となりました専第10号 令和元年度大町市
公営簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、事業費の確定に伴う年度末の計数整理が主な内容でございます。 第1条予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,000万円を減額し、総額を2億206万7,000円とするものでございます。 第2項の第1表歳入歳出予算補正は、2ページから3ページに記載してございますが、説明は省略させていただきます。 第2条地方債の補正につきましては、4ページを御覧ください。 事業費の確定に伴い地方債の限度額を850万円減額し3,050万円とするものでございます。 歳入歳出について御説明申し上げます。 10ページを御覧ください。 歳入の主なものは、款3項1目1繰入金で、一般会計からの繰入金1,140万3,000円減額し、款6項1目1簡易水道債は、先ほど御説明申し上げました第2表地方債補正と同額の内容で、850万円減額するものでございます。 次に、12ページを御覧ください。 歳出の主なものは、款1項2目1施設管理費、水道維持管理事業800万円の減額につきましては、事業確定に伴う節11需用費ほかの減でございます。 款2項1目1建設改良費、水道施設整備事業1,000万円減額のうち、節13委託料600万円の減につきましては、美麻地区内の老朽送配水管の布設替えを目的とし、実施設計業務委託の発注を予定していたところ、ルートや工法の見直し検討の必要が生じ、地元調整などに時間を要することから、実施を見送ることとしたものでございます。 款4予備費は、歳入歳出の収支調整のため、200万円を減額するものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第11号は報告どおり承認されました。 次に、報告第12号を議題として、説明を求めます。
病院事務長。 〔
病院事務長(川上晴夫君)登壇〕
◎
病院事務長(川上晴夫君) ただいま議題となりました専第11号 令和元年度大町市
病院事業会計補正予算(第4号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基より、3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、収益及び費用等の額の確定に伴う計数整理と、
新型コロナウイルス感染症対策関係費の増額補正が主なものでございます。 1ページを御覧ください。 第3条収益的収入及び支出の補正では、収入で、第1款病院事業収益を7,486万7,000円増額し、合計を49億8,912万7,000円といたします。 支出では、第1款病院事業費用を3,342万1,000円減額し、合計を47億5,083万8,000円といたします。 第4条資本的収入及び支出の補正では、収入では、第1款資本的収入を2,929万9,000円減額し、合計を7億3,313万7,000円といたします。 2ページを御覧ください。 支出では、第1款資本的支出を2,924万8,000円減額し、合計を7億3,321万1,000円といたします。 収入額が支出額に対し不足する額7万4,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填するものでございます。 3ページを御覧ください。 第5条企業債の補正では、第1表のとおり、事業費の確定に伴い、起債限度額の合計を2,180万円減額し、1億6,720万円とするものでございます。 4ページを御覧ください。 主な補正内容につきまして、実施計画で御説明いたします。 収益的収入では、入院収益は、患者数の増などにより1,514万5,000円増額し、外来収益につきましても、診療単価の増などにより4,093万3,000円増額するものでございます。 項2医業外収益は、額の確定により国・県補助金を360万1,000円増額し、長期前受金戻入は1,518万8,000円を増額するものでございます。 収益的支出の款1項1目3経費3,121万1,000円の減は、
新型コロナウイルス感染症対策として、患者等の動線確保のためのパネルスクリーン等の関係経費の増額と、光熱費、委託料の削減によるものでございます。 5ページを御覧ください。 資本的収入の款1項1目1企業債2,180万円の減は、企業債補正のとおり、事業費等の確定に伴うものでございます。 項7目1他会計借入金1,240万円の減は、資本的収入及び支出の額の確定に伴い、一般会計からの借入金について精査を行い、不用額について減額するものでございます。 6ページを御覧ください。 資本的支出の款1項1目1建物2,000万円は、事業費未実施による減、目2器械及び備品1万2,000円の増は、診察室で使用するセーフティクリーンパーティションの購入費の増と、当初予定の医療機器購入差金等の増減によるものでございます。 なお、今回の補正予算のうち、
新型コロナウイルス感染症関係の予算につきましては、繰越計算書のとおり、翌年度に繰り越しいたします。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(中牧盛登君) 本件について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 2点、説明をお願いします。 4ページの経費、医療費用の委託料ですけれども、病院情報システム保守委託料の減とあります。これ、保守委託の減額ができた理由について説明ください。 6ページの建設改良費、工事請負費で、直流電源無停電装置改修費2,000万円の減がありますが、これは工事差金であるのか、この工事そのものをやらないためのものなのか、説明いただきたいと思います。
○議長(中牧盛登君)
病院総務課長。
◎
病院総務課長(坂井征洋君) お答えいたします。 まず、1点目の御質問でございますけれども、病院情報システムの保守委託料の減につきましては、これまで24時間365日対応でフルサポート対応としておりました保守を、必要なときに来ていただくスポット対応にしたことによる削減でございます。 続きまして、2点目の御質問ですけれども、工事請負費の直流電源無停電装置改修費の減でございますが、こちらにつきましては、事業未実施によるもので、皆減でございます。 こちらにつきましては、当初、元年度で工事の予定をしておりましたけれども、経営の健全化に伴いまして、本年度、令和2年度におきまして、起債の借入れが可能となる見通しが立ってまいりましたので、1年先送りにして、本年度実施するものでございます。 以上です。
○議長(中牧盛登君) 大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 病院情報システムの委託料ですが、スポット対応という対応に変えたためということですが、これは変えても問題がないのか。では、従前はなぜ、365日対応が必要というふうに考えたのか。この変更の根拠について説明ください。
○議長(中牧盛登君)
病院総務課長。
◎
病院総務課長(坂井征洋君) 御質問にお答えいたします。 こちらにつきましては、これまでフルサポートということで対応してまいりましたけれども、病院のほうに入っていただいているコンサル等とも検討、協議を重ねる中で、スポット対応でも十分行っていくことができ、なおかつ経費の削減が図れるということで、昨年から契約の内容を変更したものであります。 以上です。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。宮田一男議員。
◆11番(宮田一男君) 6ページですが、長期投資で、一番下の段、長期貸付金ですが、看護師と、それから医師、これの当初の計画の人数、それから実際に支給した人数を教えてください。
○議長(中牧盛登君)
病院総務課長。
◎
病院総務課長(坂井征洋君) 支給人数の関係につきましては、大変申し訳ありませんけれども、現在手元にありませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。
○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第12号は報告どおり承認されました。 次に、報告第13号を議題として、説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(竹村静哉君)登壇〕
◎総務部長(竹村静哉君) ただいま議題となりました専第19号 令和2年度大町市
一般会計補正予算(第4号)につきましては、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、
市内事業者に向けた制度資金の利用希望者が増加しておりますことから、保証協会への保証料と、貸付金原資を増額するため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、5月18日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 1ページを御覧ください。 第1条歳入歳出予算の補正ですが、歳入歳出それぞれ3億円を追加し、総額を199億3,349万円とするものでございます。 8ページを御覧ください。 歳入について御説明いたします。 款19繰入金5,000万円は、財源調整のため、財政調整基金から繰り入れるものでございます。 款21項3貸付金元利収入2億5,000万円は、制度資金の原資としての預託金を年度末において返還いただくものでございます。 次に、歳出でございます。 10ページをお願いします。 款7項1目1商業振興費の中小企業支援事業3億円の増は、信用保証協会への保証料5,000万円のほか、貸付金の原資として2億5,000万円を追加するものでございます。これによりまして、制度資金の貸付け枠、こちらが従前の18億円の規模から29億2,500万円に増加いたします。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本案について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 増額については、利用者はどのくらい増額として見込んでいるのか。また、今後の見通しについて、ある程度の検討があれば、説明ください。
○議長(中牧盛登君)
商工労政課長。
◎
商工労政課長(栗林幸夫君) それでは、
市制度融資資金の利用状況等についての御質問にお答えいたします。 4月27日から申込みの受付を始めております
新型コロナウイルス感染症対策特別資金の関係につきまして、実績の関係でございますけれども、6月5日現在になりますけれども、104件の申込みを頂いてございます。融資額につきましては14億3,704万円となっておるものでございます。 なお、今後の申込みの利用の状況でございますけれども、市内4行の相談の実績、それから、今現在来ている申込みの相談の件数等から、各銀行より頂いた数字から今後必要となる額を見込んだものでございます。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。平林英市議員。
◆12番(平林英市君) 今、104件の申請があったというんですけれども、これは認定、認めたのはどのくらいの件数なんですか。金額も教えてください。
○議長(中牧盛登君)
商工労政課長。
◎
商工労政課長(栗林幸夫君) ただいまの
市制度融資資金の件数の認定の関係でございますけれども、これにつきましては104件全てを認定しているものでございます。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第13号は報告どおり承認されました。 次に、議案第41号 大町市税条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(竹村静哉君)登壇〕
◎総務部長(竹村静哉君) ただいま議題となりました議案第41号 大町市税条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を御説明いたします。 本条例の改正は、
新型コロナウイルス感染症及びその蔓延防止のための措置が、納税者等に及ぼす影響の緩和を図るため、個人住民税、固定資産税等に関わる特例措置を講ずることとし、地方税法等の一部が改正され、4月30日に公布されたことに伴い、改正を行うものでございます。 お手元に配付の議案説明資料新旧対照表1ページを御覧ください。 改正条例第1条の関係になりますが、第61条の3は、地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税についての規定ですが、施設整備計画の認定を受ける適用期間を4年延長するものであります。 2ページを御覧ください。 附則第10条は、地方税法の改正に合わせ、規定を整備するものであります。 第10条の2は、認定先端設備導入に関わる固定資産税の課税標準の特例の規定で、わがまち特例の特例率を規定するものでございます。 第15条の2は、軽自動車税の環境性能割に対する臨時的軽減の適用期限を6か月延長するものであります。 3ページになりますが、第23条は、
新型コロナウイルス感染症等に関わる徴収猶予の特例に係る手続等についての規定ですが、地方税法の規定において、条例に委任している事項の細目を定めております。 続きまして、改正条例第2条の関係になりますが、4ページを御覧ください。 附則第10条及び第10条の2は、地方税法の改正に伴い、引用する条項を整備するものであります。 第24条は、
新型コロナウイルス感染症等に関わる寄附金税額控除の特例についての規定で、条例に委任している事項の細目を定めるものでございます。 5ページになりますが、第25条は、
新型コロナウイルス感染症等に関わる住宅借入金等特別税額控除の特例につきまして、該当者に対する規定の適用を1年延長するものであります。 議案書に戻りまして、1ページ下段の改正附則を御覧ください。 施行期日につきましては、第1条は公布の日とし、第2条は令和3年1月1日とするものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第41号は、総務産業委員会に付託いたします。 次に、議案第42号 大町市
都市計画税条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(竹村静哉君)登壇〕
◎総務部長(竹村静哉君) ただいま議題となりました大町市
都市計画税条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の条例改正は、地方税法の一部を改正する法律が4月30日に公布されたことに伴い、改正を行うものでございます。 お手元に配付の議案説明資料新旧対照表1ページを御覧ください。 改正条例第1条の関係になりますが、附則第16項は、地方税法の改正に伴い、引用する条項を整備するものであります。 2ページを御覧ください。 改正条例第2条の関係につきましても、地方税法改正に伴い、附則第16項で引用する条項を整備するものであります。 議案書に戻りまして、1ページの改正附則を御覧ください。 施行期日につきましては、第1条は公布の日とし、第2条は令和3年1月1日とするものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第42号は、総務産業委員会に付託いたします。 次に、議案第43号 大町市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長(田中一幸君)登壇〕
◎
建設水道部長(田中一幸君) ただいま議題となりました議案第43号 大町市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の改正につきましては、道路構造令の改正により、自転車を安全、かつ円滑に通行させるために設けられる帯状の車道の部分として自転車通行帯に関する規定が新たに規定されたことに伴い、本条例の一部を改正するものでございます。 また、今回の改正に併せて、条文中の整理を行い、必要な箇所について改正するものでございます。 お手元の議案第43号説明資料の新旧対照表を併せて御覧ください。 まず、第4条第1項では、車線により構成される車道の定義から除くものとして、自転車通行帯を加えております。 第4条第5項では、区分指定された普通道路の車道の定義から自転車通行帯を除くものとしております。 第5条第6項では、政令の改正に併せ、平仮名の「さく」を漢字の「柵」に改めております。 第6条第2項では、副道の定義から自転車通行帯を除くものとしております。 第8条の2につきましては、新たに条を新設し、第1項から第4項では、政令の基準を参酌した自転車通行帯の構造の技術的基準を定めております。 第9条第1項及び第2項では、自転車道の設置要件として、道路の設計速度が1時間につき60キロメートル以上であるものを追加しております。 第10条第1項では、自転車歩行者道の設置要件の交通量の多い道路の定義から除くものとして自転車通行帯を加えております。 第11条第1項では、歩道の設置要件に自転車通行帯を加えております。 第30条第4項では、「省令」を「政令」に改めております。 第32条第3号では、待避所の設置区間の車道の定義について、自転車通行帯を除くこととしております。 第33条及び第37条第2項では、政令の改正に合わせ、平仮名の「さく」を漢字の「柵」に改めております。 第40条では、「第35号第2項」となっている誤りを「第35条第2項」に改めております。 第41条第1項及び第2項においては、規定の基準として、第8条の次に「第8条の2第3項」を加えております。 議案にお戻りいただきまして、最下段、改正附則を御覧ください。 施行は公布の日からとなります。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第43号は、総務産業委員会に付託いたします。 次に、議案第44号 令和2年度大町市
一般会計補正予算(第5号)を議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(竹村静哉君)登壇〕
◎総務部長(竹村静哉君) ただいま議題となりました議案第44号 令和2年度大町市
一般会計補正予算(第5号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 1ページを御覧ください。 第1条予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ4,037万2,000円を追加し、総額を199億7,386万2,000円とするものでございます。 第2条債務負担行為ですが、6ページを御覧ください。 お手元に配付の議案第44号説明資料を併せて御覧いただきたいと存じます。 第2表債務負担行為は、コンパクトシティ形成事業における立地適正化計画及び緑の基本計画策定につきまして、本年度実施いたします基礎調査業務等と、次年度に予定しております計画策定業務を連続性を持って実施することができるよう、2か年にわたる契約を結ぶため、債務負担行為を設定するものでございます。 10ページを御覧ください。 歳入について御説明いたします。 款15項2国庫補助金1,759万9,000円の増のうち主なものは、目2総務費国庫補助金の個人番号カード交付事業費補助金1,720万4,000円で、本年度の個人番号カード交付に関わる事務負担金の限度額が示されましたことから、歳入歳出同額の補正を行うものでございます。 款18項1目4商工費寄附金646万5,000円の増は、トロリーバスを保存して守るため、本年3月より取り組んでまいりましたクラウドファンディングによる寄附金であります。 款21項5雑入500万円の増は、宝くじ収益金などを財源とする財団法人自治総合センターの
コミュニティ助成金で、大新田町と清水区の自治会の祭典用品等の整備事業が採択されたものでございます。こちらもそれぞれ歳出に同額の助成金を計上しております。 次に、歳出でございます。 12ページを御覧ください。 款2項1目1一般管理費1,556万7,000円の増は、人事管理一般経費における会計年度任用職員の通勤手当1,573万5,000円の増が主な内容となっております。昨年度までは、臨時職員賃金と通勤手当は同じ科目で合算計上し、年末の人件費補正の際に調整しておりましたが、制度改正に伴い、会計年度任用職員の通勤手当は、本年度より単体で節8旅費から支弁することとされ、配属された職員の通勤実態により、今後多くの事業で予算不足が見込まれますことから、人事管理一般経費に全体の年間所要額を精査の上、集約することといたしました。これに伴い、各事業に計上いたしました旅費を一般会計全体で876万8,000円減額しております。 16ページ中段を御覧ください。 款4項1目1保健総務費69万円の増は、健康推進一般経費において、県の地域発元気づくり支援金事業に採択されました健康に配慮したメニューを提供いただく飲食店を巡るスタンプラリーや様々なライフステージにおいて実施される事業の際に、フードモデルを用いて食育を推進する健康食育事業の経費となっております。 18ページ中段をお願いします。 款7項1目3観光振興費633万6,000円の増は、歳入で説明いたしましたトロリーバスの保存に関わる事業費で、着地観光充実事業に購入費、輸送費、保存用の屋根建設工事等の経費を計上しております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本案について御質疑はありませんか。
大厩富義議員。
◆16番(大厩富義君) 観光振興費、19ページのトロリーバスのところ。 いわゆるランニングコストといいますか、建てたり置いたりすると、あとは経費がかかると思うんですが、来年度以降、どんなふうに考えているかということが1つと、それから、見学料とか入場料とかいう、いわゆるお客さんからたとえ少しでもお金を頂くという計画はあるのかどうか。その2つについてお願いします。
○議長(中牧盛登君) 観光課長。
◎観光課長(太田三博君) トロリーバスの件についてお答え申し上げます。 まず、このトロリーバスにつきましては、現時点で、保存場所を扇沢駅の直下にあります市の所有する扇沢総合案内センターの敷地内を想定しております。 ここの部分につきましては、簡易的な屋根を設置いたしますので、すぐには費用が発生することはないと思われますが、車両が非常に古いということがありますので、例えば、車両にさびが浮いた部分等については、若干のメンテナンス費用というものは何年かに一度発生するというふうに考えております。 それから、入場料についてですが、扇沢総合案内センターそのものが入場無料の部分でありまして、特段の門等を設置いたしませんので、入場料については考えておりません。 また、今後のランニングコストにつきましては、今回、非常に多くのファンの皆様から御支援をいただきましたので、また必要があれば、そうしたファンの皆様を通じて費用の支援をお願いするということも将来的には考えていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。
中村直人議員。
◆1番(中村直人君) 16ページの保健総務費、それから、今、健康食育事業とスタンプラリーの話があったんですが、スタンプラリーのほうは把握しているんですが、食育事業とはどんなものか、御説明いただけますか。
○議長(中牧盛登君) 市民課長。
◎市民課長(勝野律子君) ただいま御質問のありました健康食育事業ということでございます。 こちらにつきましては、栄養バランスを考えた食事のメニュー、そういったものを提供する市内の飲食店と連携をしまして、スタンプラリーなどを実施する予定でございます。本来ですと9月頃から始める予定でおりますけれども、
新型コロナウイルスの影響もございまして、適切な時期に始めたいと考えております。 それと併せまして、食育、栄養啓発に要するフードモデルですとか、展示パネルのようなものを整備することを考えてございます。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。神社正幸議員。
◆6番(神社正幸君) トロリーバスの設置場所について伺います。 観光センターの前に置かれるという結論が出ているんですけれども、あそこの利用率とはどのくらいあるのと、あそこに決めた理由付けをお聞きいたします。
○議長(中牧盛登君) 観光課長。
◎観光課長(太田三博君) まず、トロリーバスの設置場所として検討しております扇沢総合案内センターでございますが、施設は無料でございますので、基本的に無料の市営駐車場を通った方が総合案内センターのほうを利用するということで、近年では、利用率はそれほど高くないというのが現状でございます。 また、今回、トロリーバスの保存場所を検討するに当たりまして、例えば、黒部ダムの新展望広場、黒部の太陽のセットを置いてある場所でございますが、こうしたところも検討いたしました。ただ、こちらのほうですと、裏の通路が非常に狭いということ、それから、関西電力さんのほうからは有料で見ていただく、電気バスに乗らないと行けないところになりますので、そこの場所ではどうかということ、あとは、JR信濃大町駅前も検討いたしましたが、やはりJRさんから土地を借りること、それから、駅前ですと、きちんとした屋根を造らなければならないということ、こうした費用的な課題がございます。 こうした中で、扇沢総合案内センターにつきましては、建物の3階部分がオーバーハングになっておりまして、一部屋根のような形状をしております。ですので、簡易的な壁を設置することによりまして、雨風をしのげる。現時点では、ここに置くことがベストであろうということで、関係機関と調整の上、この場所に決定したものでございます。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) 神社正幸議員。
◆6番(神社正幸君) 分かりましたけれども、誘導看板とかそういうもので、できるだけ訪れる人の目に留まるように工夫していただきたいと思います。 以上です。
○議長(中牧盛登君) 観光課長。
◎観光課長(太田三博君) この扇沢総合案内センターですが、私どもが現時点で計画しておりますのが、この建物をトロバス記念館として、駐車場に訪れる方、あるいは扇沢駅に来る方にも、ここにトロリーバスがあるということをきちんとPRをしながら、大勢の方に訪れていただくように努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第44号は、各
常任委員会に付託いたします。 次に、議案第45号 令和2年度大町市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題として、提案理由の説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(曽根原耕平君)登壇〕
◎民生部長(曽根原耕平君) ただいま議題となりました議案第45号 令和2年度大町市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、後期高齢者医療保険料過年度還付金の見込額の増額に伴うものでございます。 1ページを御覧ください。 第1条でございますが、歳入歳出それぞれ30万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億9,801万3,000円とするものでございます。 第1表歳入歳出予算補正は、2ページから3ページに記載しております。 また、第1表に続いて、4ページから7ページに事項別明細書の総括を記載しておりますが、説明は省略させていただきます。 8ページを御覧ください。 歳入ですが、款5項2目1保険料還付金の増額は、過年度保険料還付金の支出見込額の増に伴い、後期高齢者医療広域連合から全額補填されるものでございます。 次に、歳出ですが、10ページを御覧ください。 款1項1目1徴収費の増額は、資格喪失、所得更正等に伴う過年度保険料還付金の増によるもので、先ほど御説明申し上げましたとおり、その還付金につきましては、後期高齢者医療広域連合から全額補填されるものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第45号は、社会文教委員会に付託いたします。 次に、議案第46号 令和2年度大町市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題として、提案理由の説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長(田中一幸君)登壇〕
◎
建設水道部長(田中一幸君) ただいま議題となりました議案第46号 令和2年度大町市
水道事業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、会計年度任用職員の通勤手当の補正でございます。 1ページを御覧ください。 第2条収益的支出の補正では、第1款水道事業費用を15万円増額し、合計を4億6,771万1,000円とするものでございます。 2ページ、補正予算実施計画を御覧ください。 款1項1営業費用15万円の増は、会計年度任用職員3名分の通勤手当の増額でございます。昨年度までは、臨時職員賃金と通勤手当を同じ科目で合算計上しており、年末の人件費補正の際に調整しておりましたが、制度改正に伴い、会計年度任用職員の通勤手当は単体で節6旅費から支弁することとされ、配属された職員の通勤距離により、年間所要額を精査し、不足額を増額するものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第46号は、総務産業委員会に付託いたします。
△日程第7 請願・
陳情文書報告
○議長(中牧盛登君) 日程第7 請願・
陳情文書報告を議題といたします。 請願・陳情は、配付の文書表のとおりであります。 配付の付託表のとおり社会文教委員会に付託することといたします。
△日程第8
土地開発公社経営状況報告、
財政事情公表、
公営企業業務報告、
例月出納検査報告(12月、1月、2月)
○議長(中牧盛登君) 日程第8
土地開発公社経営状況報告、
財政事情公表、
公営企業業務報告、
例月出納検査報告を取り扱います。
土地開発公社経営状況報告、
財政事情公表、
公営企業業務報告は、お手元に配付されている資料のとおりであります。 また、
例月出納検査報告が監査委員から提出されております。これらについて何か御発言はありませんか。 〔発言する者なし〕 御発言がありませんので、この件は以上で終了いたします。
△日程第9
特別委員会の設置について
○議長(中牧盛登君) 日程第9
特別委員会の設置についてを議題といたします。 令和元年度決算審査並びに事務事業についての調査及び評価のため、先例に倣い、
特別委員会を設置したいと考え、さきの
議会運営委員会で承認いただいているところであります。 ここでお諮りいたします。
特別委員会の名称、付議事件、委員定数をお手元に配付の文書のとおりとし、
特別委員会を議会内に設置することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、
特別委員会の設置については、以上のとおりと決定いたしました。 続いてお諮りいたします。決算審査
特別委員会は、その目的が達成されるまで閉会中の継続審査を認めることにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、決算審査
特別委員会の閉会中の継続審査を認めることに決定いたしました。 なお、本日の本会議終了後、
大町市議会委員会条例第6条の規定による正副委員長の互選を行うため、決算審査
特別委員会を開催いたします。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。御苦労さまでした。
△散会 午後2時06分...